こんにちは、今回は専攻医×MBAどう両立(共倒れしないように)したかについてお話したいと思います。
まずは専攻医について
2018年から新専門医制度ができ、それまでは例えば、呼吸器内科専門医が卒後4年で取得できていたのが…内科専門医を取得してから呼吸器内科専門医(Subspeciality)を取得しないといけないようになりました。
そして加えてJ-oslerというめっちゃレポートを書くシステムが出てきました。(管理人はまだ絶賛苦しんでいます(引き笑い))
この内科J-oslerが終わっても、呼吸器J-oslerというラスボスが待っています(震え)
あとは内科として学会発表は3年で2回ですが、管理人は勧められたら発表する+国際学会で発表したいスタイルなので年に2-3回は学会発表を大なり小なりしています(地方会が多いですが)。
あとは英語論文を1つ以上書くことになっています。(これも藻掻き中、同時並行2個)
また、見習いとはいえ呼吸器内科医なので病棟での患者管理+週2回外来(2022年8月から増えましたorg)をしています。
外来はいいのですが、問題なのは病棟での不安定な患者管理
土日に病状が変化する人ももちろんいます。うちの病院は基本休日は当番の内科医師が対応してくれます。しかし、どうしようもない場合はあります。その場合どうしているのか?気になりますよね。
ケース1:急変や病状変化が事前に予測できる場合
患者さんの家族にこまめに電話や対面で連絡します。
また、集中治療室に患者さんがいる場合、看護師さんと事前にどうするかを打合せし、指示をこまめに書いておきます。あと連絡とった方がいい場合は授業の休憩時間で病棟と連絡を取って状況把握、次の連絡必要な場合は連絡が取れる時間を伝えておきます。
あと万全にするにはカルテを詳細目に書くようにしたりカルテに簡単な申し送りを書いておきます。また、当直医や呼吸器当番医師に申し送りをしておきます。
週末、NUCBに通学していることを何人かの医師にお伝えしているので、そこでコミュニケーションとれるようにしています。何か対応していただいた時は週明けにお礼の連絡、お菓子のプレゼントは欠かさぬようにしています。(大事)
お礼のお菓子は欠かせません!
ケース2:不測の事態
とはいっても私は神ではないのですべて予測できません。下みたいなことは口が裂けても言えません(笑)
すべての受け持ち患者さんや患者さん家族にはこまめめには連絡したりお話するようにはしていますが、どうしても手が回らないときはあります。
基本当番の医師に頼みなのですが、主治医でないと難しい場合は病棟の看護師さんとも相談したり、当番医師と相談したり(これは稀です)しています。
あとは普段から他科の先生と仲良くして、協力することはこの生活を送る上で、(そうでなくとも医師として仕事をする上でもちろんですが、)欠かせません。本当に日々日々有難うございます❣
医療はもちろん医師だけでは成り立たないので多職種とのチーム医療が肝要ですし、患者さんだけでなく、多職種の方と協力して患者さんや患者さん家族を支え合っていきます。それにもコミュニケーションは欠かせません。
この生活を始めてからよりその大切さを実感して噛みしめています。
今までそばにあったものの大切さを外の世界に出て知る、というのは童話「幸せの青い鳥」のようですね🐤
次回はNUCBの課題準備、取組期間について書いていきます。